2016年秋サンムーン発売。この時はメレシーもラッキーもアローラ図鑑で出ることを知らず、今回も地方ダブルは無視かなとか考えていて、全国ダブルから参戦しようかと考えてた。ストーリーは面白い(ただし1周目に限る)し一年くらいはまったりやろうかと考えてた。
しかしメレシーもラッキーもアローラ地方に生息してるとわかり急変更した。メタモン連鎖の使用もわかってないくせに厳選、育成に進んだ。ラッキーは遺伝の関係でバンク開通まで地球投げがないためしばらくハピナスを使った。
メレシー@メンタルハーブ
守るトリックルームガードシェアなにか
ハピナス@アッキのみ
小さくなる瞑想冷凍ビーム卵産み
構築は6世代と同じくヤミラミ(しかも夢特性が手に入らなかった)+メレシー+ラッキー+自己暗示でしばらくレートを回していたがどうしてもカプテテフに勝てなかったため、この指とまれ持ちのポケモンをメインにすることを考えた。
最初の方はメレラキを知らない人が大半だったためポケモンが死ななく自主退場できる置き土産ドーブルを採用し、メレシーも大爆発を採用した。
しかし苦労して覚えさせたお土産がZ技のバグによりすぐさま禁止に、仕方なくドーブルに大爆発を覚えさせることにした。
ドーブルに挑発されることが多く、結局そのまま大爆発を採用することに。
通称:ドーメレエンジン
こうしてドーブルメレシー+ハピナス自己暗示まで完成した。
自己暗示要因は硬いポリゴン2、マジックガードピクシー、ラッキーまで実践投入した。
ポリゴン2→自己暗示自己再生冷B10万
ピクシー→自己暗示朝の日差しコスモパワー火炎放射
ラッキー→自己暗示丸くなる卵産み火炎放射
ここまで販売一週間で駆け上がったため非常に完成度が高いと確信していたがあまりにも大きな壁にぶち当たった。
最強の敵テッカグヤである。今でも出されるととても辛い。みんな厳選が終わったのかレート環境にたくさん現れた。当時のテッカグヤはHAが主流でビーストブーストで攻撃はたくさん上がるし、ヘビーボンバーで小さくなった相手に効果抜群だし、やどりぎのタネ入れられるだけでラッキー側は勝てなくなる。
あまりにも勝てなさすぎるので草食ジジーロンの火炎放射で燃やすのが一番だと考えてた。ハピナスもてんめぐ火炎放射に変えた。ついでに難関だったカビゴンも燃やすことにした。
ジジーロン@たべのこし
自己暗示羽休め火炎放射ハイパーボイス
それでもジジーロンはフェアリーに非常に弱く勝率3割くらいしかなかった。
また、自己暗示が仕事しないのでドーブル+トリックルーム爆発→ガードシェア+ラッキーでいいのではと考えていた構築もあった。トリックルーム+大爆発要因にアローラナッシー、ガードシェアにトリデプスだ。
アローラキュウコンきつかったのでトリックルーム+大爆発ができて氷が弱点ではないポケモンも1匹採用した。パワーアンクルゴーストだ。当時は地震も多かった。
《構築名 ジュラ記の亡霊ラッキー》
ドーブル
ラッキー
アローラナッシー
トリデプス
ゴースト
+なにか
流石に何してくるのかバレなさそうだったがほこさんには普通にバレた。流石です。
クリスマスあたりに対戦を諦め、地球投げラッキーを作りながら北海道に温泉旅行に行ってた。温泉に入りながらソフトクリームを食べていたら知らない人からDMが届いた。かえるくんだ。
『構築相談してもらいたいです』と来た、6世代のダブルで全く知らなかったので新規勢かな?なんで私のところ来たんだろう?と思いながら話を聞いてたらいきなりラッキー構築のことを聞いて来た。(この人初心者じゃないなと思った)当時はやはりみんな苦戦していたらしい。
彼の構築の厄介なカプ系はHPの少なさから命がけスカーフルカリオで倒す、という考えは面白かったが猫騙しに弱すぎたためドーブルになることになった。
バンクが解禁した頃スキルスワップでラッキーに特性を渡すことを考えていて真っ先に思いついたのがマジックミラーだった。
しかしトリックルーム向きの種族値ではなく、速攻向きの能力だったためマジックミラーは断念した。(のちに使うことになったが)
次に考えたのが似たような能力のマジックガードだった。ランクルスだ。とてもしっくり来た。
難関の1つ、やどりぎのタネは対策できた。残りの難関のもう一つヘビーボンバーはラッキーの技に対策できる丸くなるを採用して完成した。カビゴン対策も完璧である。
これにより全国ダブルではドーブルメレシー+ラッキーランクルスで無双を始めた。調子いい時にはレート2000に届きそうだった。
通称:旧式ラッキー
そして春にアローラダブル(VGC2017)が予定され、ぽちゃオフへ参加することにした。ランクルスはアローラダブルにいないためスキルスワップ+マジックガードを探したらケーシィ系統しかいなく、仕方なく鉄球最遅ケーシィを使った。フーディンは4枠目に綺麗に入らなかったため諦めた。
マジックガードを採用したことにより急な毒毒にも対応できるようになり、アロライZをラッキーにぶち込むという意見は不採用に至った。(電磁波だと避けられるため)
自己暗示をしなくなったため枠があまり、その枠に2枚目のガードシェアとしてトリデプスを採用した。
当時ハッサムがいたため、メレシーの大きな弱点としてバレットパンチ持ちがいたらガードシェアですら出来ないのが問題だった。そこでトリデプスを採用してガードシェアを安定させた。何気に技が読みにくく、守るを誘発させた。ガードシェアをラッキーに打ったあと地割れをそのままラッキーに打って奈落に落としたこともある。
アローラダブル環境固まって来て後半ではカミツルギも多くなって来た。
持ち物はギガイアスの下からガードシェアがしたいためパワーなんとかがメジャーだった。
聖なるつるぎでラッキーの能力を無視し、大ダメージを与えてくるカミツルギが厄介すぎてドーブルにハロウィンを覚えさせた。これでラッキーはゴーストタイプになり、聖なるつるぎを無効化できた。
イーブイZ対策のため吠えるを採用してる人も多くなったがポケモンの数を減らすことにより対策することに成功。
一番困ったことは滅びの歌ガラガラが増えて来たことであり、地球投げラッキーではどうしようもなくてシャドーボールZハピナスを採用したこともある。
一応控えめBC252でH252ガラガラが確定で落ちるが大半は慎重ガラガラにするかDに降っているため瞑想→シャドーボールZが多かった。
最終的には厄介な滅び持ちは自己暗示ヤミラミで挑発を打ち続けるのが一番勝率が高かったためラッキーに戻った。
ヤミラミ@フィラのみ
メレシー@パワーなんとか
ラッキー@進化の輝石
ケーシィ@パワーなんとか
トリデプス@パワーなんとか
ハピナス@ノーマルZ
パワー系持たせてるポケモン大杉…
そして迎えた本番当日、ABCDE日程で予選を行うという過去最高でハードな大会が始まった。A日程で爆死した私はメレラキで戦うことを諦めすぐさまリアル優先にシフトした。
JCS2017予選抜け:かえる、みずや
アローラダブルが終わって次回は全国ダブルなのでまた新たな構築を探すことにした。一番最初に注目されたのがニケさんが見つけたミミッキュだ。
最初はゴチルゼルでやっていたが耐久が足りなくしっくりこなかったが、ミミッキュに落ち着いた。アローラダブルや全国ダブルですらあまり使わなかったミミッキュメンタルハーブを持たせて横のツボツボが守る→ミミッキュトリックルームをすれば大半が成功するというチート性能で一気に勝率が上がった。
通称:ミミツボエンジン
4枠目にトリックルームが切れやすいためフーディンも彼によって使われていた。
当時の全国ダブルはガルーラの攻撃でドーブルが一撃死、メレシーがガードシェアできない事故が多発していたため生意気BD252デスカーンを採用。デスカーンにすることによって安定してガードシェアが出来ていた。ガルーラはデスカーン相手に噛み砕く程度しかやることがないので実質2vs1の状況も作りやすかった。
こうしてデスカーンvsメレシーvsミミツボの戦争は始まった。
また当時Daysニケが全国ダブルの上位を目指していたためラッキー対策が非常に厚くなりカプレヒレには黒い霧、サンダーには吠える(一時期は羽休めの採用率を超えた)など対策する人が多かったがプレイングでカバーしてた。前者はゴリ押し、後者は数を減らしたり挑発したり。
2017年秋、ウルトラサンムーンが発売した。WCS2018年が全国ダブル5分というルールになった。教え技のラッキーにスキルスワップが追加されてニケさんの研究が始まった。(6世代から輸送すれば?とか言ってはいけない)のちに防音枠にジャラランガ、天然枠にピクシーが入った。
ニケ式→http://erosugikun.blogterest.net/page/988/
ポケモンはズガドーン、ツンデツンデが追加された。特に厄介だったのは教え技のトリックでズガドーンやカプレヒレによく採用された。眼鏡カプレヒレに至っては黒い霧の枠にすんなり入ってラッキーを即死させれるため厄介だった。そこでラッキーの技を丸くなるから身代わりに変更した。味方で拘り系をはたき落とすこともあった。
この頃カプレヒレは眼鏡を持たせて殴る型だけではなく、となりにモロバレルを置き、瞑想+水Zが主流に変わりつつあった。
これにはラッキー側は非常に困りどうにかならない?と会議になったところ
Days『積みがきついなら天然をスキルスワップすればいいじゃない?コロモリで』
とマリーアントワネット風に言ったらエネゴリさんに本気で採用されエネゴリ式が作られた。
ミミッキュツボツボ+ラッキー+ココロモリ(フーディン)という非常に使いやすい選出、プレイングのため、吠えるや怯み以外に弱点がないとまで言われ彼のやる気次第でレートを独占した。エネゴリ式は全国ダブルのラッキーの完成系と言える構築だろう。
マジックガードフーディンは主にやどりぎのタネや毒毒を持っていそうな相手に採用しているが急な毒毒に対応できないのがデメリットだった。そこでココロモリに電磁波採用してラッキーを麻痺にさせることで毒毒を回避した。ココロモリは天然なので小さくなったラッキーにも9割電磁波が当たります。ココロモリに電磁波を採用したことにより本格的にやどりぎのタネ相手にしか出さなかったので対テテフグロス、滅びゲンガーに厚くするため綺麗な抜け殻モロバレルを採用した。
エネゴリ式→http://days-pk.hatenablog.com/entry/2019/04/27/205451
その頃Days式も作っていたが天然が入れにくいめカプレヒレにどうしようもなく、吠えるが増えた環境にマッチしていたが結果は残せなかった。
Days式→http://days-pk.hatenablog.com/entry/2019/04/23/211621
そして迎えたJCS2018最終予選では見事たくさんの人が抜けることに成功した。
JCS2018予選抜け
エネゴリ、かえる、シロエ
その後アイスレジェンドくんが2シーズンぶりにツボラキ構築でレート2000を到達。カプ・コケコとメガリザードンY+ツボラキという今まで勝ったことのない構築で周りを沸かせた。
正直アイスレジェンドくんが強かっただけで他の人には使いこなせなかったけど、WCS2019年のウルトラッキーに構築が引き継がれることになった。
QRコード→https://3ds-sp.pokemon-gl.com/rentalteam/usum/BT-E6E9-4189
WCS2019年はまさかのルールが3回とも別。毎回大会が終わったあと改良点がみつかる情報閉鎖ゲームと化した。そこで実況者やツイッターに晒されにくい某対戦ゲームを使って構築を作ることにした。
一番相性がいいのはやはりグラードン、次にトリックルームができるポケモンだった
ガチラッキーの大きな変更点はなかったがスカーフカイオーガの潮吹きを耐えるためにHDに変更するポケモンが多かった。またゼルネアスを処理するために毒毒をよく採用した。場合によってはガードシェアより優先する場合も。
GSルールのラッキーはかえるくんが考察していたので詳しくは後ほどアップされる予定です。
これで現在のラッキー構築は一旦終わりです。モチベが沸いたらまたやります。