Days.of.the.future

Daysがポケモンのことを語る日記

[ポケモン]メタグロスの対戦における歴史

メタグロスは登場から長らく環境で活躍しつづけたポケモンの1匹である。時代と共に採用数が減っており、今では上位がほとんど準伝説に占領されているが今後も活躍できるポケモンなので解説していく。

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初登場はポケモンルビーサファイア。チャンピオンダイゴの切り札として初めて登場した。(進化前も含め殿堂入り前はここが初見となる。

この時はメタモンが解禁されていなかったため伝説のポケモンみたくソフトに1匹しか手に入らなかった。

厳選自体はダイゴから貰うだけなので凄く簡単(個体値性格オールランダム)。

 

種族値(600属)

HP80

攻撃135

防御130

特高95

特防90

素早さ70

当時は中速の物理方面が強いアタッカーであった。今となってはもっと遅いアタッカーが増えたが当時は結構鈍足の部類である。

結構高めの特高95は初登場から現在まで一度も活用されてない。

 

タイプ:鋼、エスパー

ルビーサファイアのころはメタグロス専用の複合体部であった。(後に配信されたジラーチも同じタイプとなるが幻なので対戦には影響はない)

半減は鋼タイプのため非常に多く、弱点は炎、地面のみだった。炎タイプも地面タイプも当時はかなり弱く、精々タイプ不一致地震程度であった。また大爆発ゲーと言われた三世代、四世代では爆発もできて爆発も半減というのも強かった。

 

特性:クリアボディ

相手により能力が下げられない。

恐らくメタグロスと一番マッチしている特性でありダブルバトルで活躍している要因であろう。

威嚇無効、甘える無効、凍える風無効は相手はとても止めにくく重戦車のようなイメージがある。

第6世代になるまで鬼火は命中70%で非常にマイナーな技だったのも大きい。

 

・ルビーサファイア

環境ではコメットパンチ、地震、岩雪崩、シャドーボール(物理)。ルンパッパ対策にヘドロ爆弾、キノガッサヘラクロス対策に燕返しを使う人もいた(当時は物理)。ほとんどコメットパンチか地震しか使わないので当時はこだわり鉢巻が多かった。

三世代ではまともな道具が食べ残し、こだわり鉢巻、ラムのみ、カゴのみくらいしかないため、こだわり鉢巻が使える物理アタッカーは強かった。

当時は火力が低かったためどくどくやメロメロが多く、療法無効にできるのも強みであった。

 

公式対戦では伝説を全て使えたためグラードンカイオーガが環境を支配していた。どちらにも不利なメタグロスはかなり厳しくほとんど見かけなかった。

 

バトルタワーではグラードンカイオーガが使えないため連勝を重なる上で最も強いポケモンとなった。準伝説がラティアスラティオスレジロックレジアイスレジスチル、登場するもの全てに有利であり、努力値なしレベル50コメットパンチメタグロスだけでも50連勝は簡単にいけるほど。

ただ大爆発が解禁されていないため水タイプに対して不利だった。

 

・エメラルド

教え技が解禁され(正確にはファイアレッドリーフグリーンにて)冷凍パンチ(特殊)、雷パンチ(特殊)、大爆発を手に入れた。特に大爆発の習得は大きくこだわり鉢巻威力500を耐えるのはレジロックレジスチルハガネールメタグロスボスゴドラくらい。水タイプにも強引に相打ちに持ち込めるようになった。

バトルフロンティアでは相変わらずトップクラスに優秀なポケモンバトルフロンティアでは最速にしているポケモンが少ないため陽気AS252が強い。バトルタワーでは70連勝するまではメタグロスで十分だが100連勝以上する場合殴ることしかできないため敬遠される傾向にある。

対戦では陽気メタグロスが相打ちに採用率が高いけど大爆発をしてくるため実数値S135以上のポケモンが身代わりして受け流すのが多かった。前述した通り大爆発を受けきれるのは一部のポケモンのみであったためかなり重要であった。

 

・ダイヤモンドパール

この時代から物理と特殊に技ごとで分かれるようになった。メタグロスは思念の頭突き、冷凍パンチ、雷パンチ、アームハンマーという物理を入手したので強化された。(炎のパンチは覚えない。)

しかしそれ以上にバレットパンチ習得が大きく、S70で微妙な素早さだったメタグロスには打って付けの技を手に入れた。これにより"メタグロスのコメバレ耐え調整"という言葉が生まれた。

また新技トリックルームによりトリル下でのアタッカーとしても活躍した。有名なのがモルフパだろう。(レベル1ドーブル+ドータクン(ヨノワール)+腹太鼓カビゴン+自己暗示メタグロス)

 

環境(伝説幻禁止ルール)ではシングルでは新規のガブリアスがかなりキツく数が多いので前ほど強くはなかった。

しかしダブルバトルでは威力500の大爆発が相変わらず強く、地震の威力が0.75倍されることにより以前より突破されにくくなった。

最後にはガブリアスメタグロス、ゲンガー、スイクン、サンダー、バンギラスの通称結論パとして活躍した。

 

環境(幻禁止ダブルルール)通称GSルールでは今作から追加された相手の流星群を受ける為に後続としてよく採用されていた。ここら辺から"流星群受け"という言葉が生まれた。

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ユキノオーミュウツー(通称ノオツー)のW吹雪に強く、種族値が足りなく他の鋼タイプが採用されにくいGSルールではメタグロスが輝いていただろう。

全解禁ルールではダークライのフルパワーダークホールに対抗するためラムのみを持たせる型も現れた。というかダークライが強すぎたためほとんどのポケモンにラムのみカゴのみの採用率が増えていった。

 

・ブラックホワイト

大爆発の威力が500から250へ落ちてしまったこと、ジュエル1.5倍が登場したことが大きな変更点となる。複数回攻撃するメタグロスにとっては鋼ジュエルはあまり必要なものではないが大爆発の威力を補うためにノーマルジュエルで使われた。

この時代から加速バシャーモウルガモスシャンデラと言った強力な炎タイプが増えてさらに厳しくなった。

 

シングルバトル(伝説幻禁止ルール)では先程の炎タイプに加え雨降しニョロトノによる雨パーティ、水ロトムも新規参戦しメタグロスが苦手な相手はさらに増えてしまい、トップのポケモンとはとても言えなくなってしまった。

 

逆にダブルバトルではクレセリアラティオスメタグロスという三強エスパーの一角であった。ダブルバトルでは雨パーティが多いことにより炎弱点がつきにくく、浮いているポケモンが多いため地震が通りにくく、クレセリアへの貴重な打点となり安定した強さがあった。サザングロス、ボルトグロス、ラティグロス、バンギグロス、マンダグロスなど誰と組ませても強い。

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・ブラックホワイト2

新しく霊獣ボルトロスと霊獣ランドロスが参戦した。あと霊獣トルネロス

メタグロスにとっては逆風であるが苦手なシャンデラウルガモスギャラドスが減り、メタグロス地震を一発程度なら耐えるため採用数はそれほど変わらなかった。

最終的にはクレセグロスバンギランド+2という構築がダブルバトルで流行るほど。

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・XY

この時代から鋼に悪、ゴーストが等倍になりメタグロスの弱点が倍になった。それだけではなくコメットパンチの威力も100から90へ弱体化した。

それでも最初の頃は新追加されたフェアリータイプに強い、相方のバンギラスがメガ進化追加したためまだ使えるなど予測されていることもあった。

しかし実際発売されてみるとメガクチートギルガルドがほぼ上位互換のタイプで似たような動きをしたことや火力が高いことでそちらに移行せざるを得なかった。クチート以外のフェアリータイプがあまり流行らなかったことも向かい風である。

またはたき落とすが大幅に強化され威力が20→65(×1.5)と致命傷を負うようになった。

シングルダブル共にメガガルーラメガクチートが環境で見かけることになり有利なタイプのはずなのに不意打ちが弱点になったことであまり得意と言えず、ついにメタグロスは対戦から姿を消すようになってしまった。

 

シングルバトルではガルーラ+ゲンガー+ガブリアス(通称ガルゲンガブ)構築が多くなりメガガルーラには不意打ち、ゲンガーには弱点になったシャドーボールガブリアスには地震を打たれ得意な相手がいなくなった。

前作と一転、シングルダブル共に使われなくなった。

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メガメタグロス

種族値(合計700)

体力80

攻撃145(+10)

防御150(+20)

特高105(+10)

特防110(+20)

素早さ110(+40)

 

ORAS

ダイゴさんの切り札ということでメガシンカを手に入れた。メガガルーラを超えたS110という素早さ、硬い爪(接触技の威力1.3倍)という強特性などかなり強化されて環境に食い込むと思われていた。

その年に行われた世界大会WCS2015の結果がこちら。

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上位五名全部日本人、構築ほぼ同じ、メガ枠に至ってはメガガルーラのみ。使われるとしてもメガリザードンYメガゲンガーメガメタグロスに至ってはもはやマイナーメガ進化になってしまった。

 

・サンムーン

メガシンカしたターンにメガ進化後の能力が適用されるシステムの変更を受けたので前作と打って変わってトップメタに返り咲いた。

メガ進化枠は親子愛が半減したメガガルーラは弱体化、同時に強化されたメガボーマンダも環境にいるなどメガ枠としてもかなり優秀な立ち位置であった。

今作で強力なフェアリータイプであるミミッキュ、カプ4種類、ウツロイドなど得意な相手が追加されたので高速鋼タイプの重要が上がり、メタグロスが手持ちにいるだけで選出が縛られることになった。

技は弱体化したコメットパンチに変わって命中が安定し、素早さとマッチするアイアンヘッドへと変わった。

ダブルバトルではエスパー技が1.5倍になるサイコフィールドとマッチすることからテテフグロスが登場した。暫くしてから相性の良さからレヒレグロスも登場した。

JCS2017(アローラダブル)でもメガ進化なしで優勝、WCS2017(アローラダブル世界大会)でもベスト4となる。

 

・ウルトラサンムーン

WCS2017の予選の最中に今なお強力な威嚇ガオガエンが解禁された。メガメタグロスは地団駄があるため対抗することは出来たがやはり大きな痛手であった。

対抗馬は増えたが強力なポケモンであることには変わりはなかった。

 

・ソードシールド

発売から一年後のDLC冠雪原から参戦した。

今作のランクマッチ(レート)ダブルバトルでは地ならしなどで味方の弱点保険を発動させてダイマックスする戦法が強力だったためクリアボディで威嚇が効かないメタグロスは上位ポケモンの一角として使われた。突撃チョッキとも相性が良くこちらも使われた。

しかしすぐに伝説ありの対戦に変更されてしまったためすぐに居なくなってしまった。最大の原因は鋼タイプのザシアンが非常に強いからである。また鋼フェアリーか。

 

これにてメタグロスの歴史を振り返ってみました。浮き沈みが激しいメタグロスですが意外と活躍している世代が多かったです。何か追加して欲しいことがあったらコメントにてよろしくお願いします。

[ポケモン]カイオーガの対戦における歴史 - Days.of.the.future (hatenablog.com)

[ポケモン]ガブリアスの対戦における歴史 - Days.of.the.future (hatenablog.com)